どーも、Ryotaです。(@RyotasannNo)
本日はマクドナルドの「三太郎の日」ですね。
Twitterでもトレンド入りするぐらい盛り上がっているので、やはりマクドナルドはブランドとしてとてつもなく強い力を持っていることが分かりますね。
さて、そのマクドナルドのマーケティング戦略を僕なりに考察していこうと考えておりますので、参考までにどうぞ。
- 「三太郎の日」って何なの??
- auは二番目に企業タイアップを始めた携帯会社
- マクドナルドはハンバーガー業界のファーストペンギン
- 企業が成長するカギはSNSが握っている
- なぜ15時~0時での無料配布なのか
- 無料で配布することで話題になる
「三太郎の日」って何なの??
「三太郎の日」はマクドナルドとauがタイアップして行っているイベントです。
内容としてはauユーザーは3の付く日の15時から0時までの間にマクドナルドに行くと「ダブルチーズバーガー」を無料で1つ提供してもらえるというサービスです。
こういったサービスを一番最初に始めたのはソフトバンクですね。
吉野家で牛丼1杯無料にしたり、サーティーワンでアイスを1つ無料にしたサービスがありましたね。
でも、ハンバーガーを扱うファーストフード店で無料サービスを行うのはマクドナルドが初めてみたいですね。
auは二番目に企業タイアップを始めた携帯会社
ソフトバンクがまずは企業タイアップを始めました。
これまでに吉野家やサーティーワンなどのテイクアウトフードを対象に戦略を展開していたんですよね。
そして、auも同様のサービスをマクドナルドで初展開することになりました。
ソフトバンクと同様ではただの真似事になってしまうので、独自のサービスを付け加えることで差別化を図ろうとしています。
auは「auスマートパス」という有料会員をたくさん持っています。
有料会員じゃない人は、ダブルチーズバーガーを無料でもらえるだけです。
ユーザーからするとそれだけでも十分ありがたいんですけどね。
でも、有料会員にはダブルチーズバーガーだけでなくドリンクも1杯無料で提供することで差別化を図っています。
auユーザーの中でも有料会員に得をするサービスを展開することで、有料会員を増やそうというのが狙いですね。
今後も有料会員にベネフィットを提供し、会員数を増やすことを淡々と考えているんだろうな。
マクドナルドはハンバーガー業界のファーストペンギン
ファーストフード業界では二番煎じかもしれないですが、企業タイアップをしてハンバーガー業界で無料提供をした会社はマクドナルドが初めてです。
ハンバーガー業界の中では一番最初の無料提供に踏み込むことで、業界に影響を与えるんことが可能なんですよね。
モスバーガーやバーガーキングが真似するかもしれないですからね。
その時に業界を変えたのはマクドナルドだというイメージを世間に植え付けることに成功しています。
どんなことをやってもマクドナルドの真似事だと言われるのがオチです。
マクドナルドはハンバーガー業界で他にはない独自性を生みだすことに成功していますね。
企業タイアップは両社にメリットがあるので今後も色んな企業がタイアップをし始めることでしょう。
企業が成長するカギはSNSが握っている
今後企業にとって重要になってくるのがSNSです。
インフルエンサーが口コミや宣伝すれば、その商品は爆発的に売れますからね。
結局のところ商品を見ているのではなく、人を見て物を購入しているんですよね。
若者は現在SNSで情報収集をしています。
知りたい情報があれば、まずはSNSで調べてみるというのが若者の主流になってきています。
TwitterであったりInstgramを駆使して情報収集としているので、SNSに力を入れる企業はかなり増えています。
どれだけ認知されるかが重要なので、誰でも簡単に触れることができるSNSに力を入れるのは当然の流れですね。
最近マクドナルドはTwitterに力を入れています。
新商品が出るたびにSNSで情報を必ず拡散するようにしています。
SNS限定の無料のクーポンを配ったり、ハッシュタグで拡散させたりと力を入れていることが目に見えて分かりますよね。
マクドナルドはSNSの使い方が上手なので、業績が回復しているのかもしれないですね。
なぜ15時~0時での無料配布なのか
このサービスが発表されたときになぜ15時~0時という時間設定をしたのか疑問に思わなかったですか??
15時という時間を設定したのは色んな狙いがあると考えています。
時間帯別にターゲットを書いていきます。
・15時~22時→学生、主婦や家族、仕事帰りの人
・21時~0時→学生、家族、残業帰りでご飯を作るのがめんどくさい人
15時から始めた理由は学生が学校が終わるタイミングを見計らってだと考えます。
学生が帰宅する時間に帰りに気軽にマクドナルドに寄って貰うためでしょう。
夕方は学生や家族向けに。21時以降は仕事で疲れて家でご飯を作るのがめんどくさい人や夜食にマクドナルドを食べようと考えている人がターゲットだと僕は考えています。
無料で配布することで話題になる
無料というインパクトって本当に凄いんですよね。
店先に行くと分かりますが、人が溢れかえっていますからね。
ターゲットにしている学生はほとんどの割合でSNSを使っているので、「三太郎の日」のことを口コミで広げてくれるんですよ。
そして、それが広がってお客様の数を増やしていく。立派な戦略です。
無料だと悪いと感じる人もいるし、バーガーだけだと喉が渇くという人は無料+αで商品を購入してくれます。
そうすることでマクドナルドは利益を得ることができるんですよ。
一見単純なように思えてたくさんの導線を貼ってお客様を誘致しているんですね。
こうやって企業の戦略を自分なりに考えてみるのって楽しいし、非常に勉強になります。
マクドナルドとauのマーケティング戦略にはまってたくさんの人が無料で商品を貰いに行っている人がたくさんいるのである程度成功と言っても良いんじゃないかな。
今回僕が三太郎のマーケティングを勝手にしようと考えたきっかけはこの本を読んだからです。
この本は商売をしようと考えている人は読んだ方がいい。
マーケティングを勉強したいと考える人にとって、かなり分かりやすく解説もされているので、本当におすすめです。
ぜひこの機会に手に取ってみてください。
それでは今回はこの辺で。
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