どーも、Ryotaです。(@RyotasannNo)
将来起業をしたいと考えている人って結構多いと思うんですよね。
僕は学生時代に「起業して有名になってやる」という野望を掲げていました。
でも、実際に起業するために必要なことって何か知っていますか??
僕も今では自分で事業を展開していますが、学生時代は全く知りませんでした。
そこで、今回は海外で旦那さんと二人で起業をしている美人ブロガーmikaさんに「起業するために事前に身に付けておきたい考え方」というテーマで記事を書いてもらいました!
こんにちは、スペイン在住のmikaです。
わたしは2011年に日本を出てから、スペイン・フランスでの生活を往復しています。
本拠地はスペインで、個人ブログ「スペインに暮らす」(http://europe-life.com)を運営しています。
わたしの夫はスペインとバングラデシュで起業しています。
今回の記事は、その経験から得た気づきを、これから起業を目指す人へシェアしたいとという思いを乗せて書きました。
そして、複数の収入源を持ち、様々な働き方を研究されているRyotaさんに寄稿の機会をいただくことになりました。
・どうはじめていいかわからない
・自分はそんなアイデアなんてない
と思われている方に、わたしたちの経験が参考になれば幸いです。
成り行きで起業することもある
わたしの夫は2016年の3月に起業しました。
起業というと、前々から綿密な計画を立て、戦略を考え、入念な準備を経て、「さぁ!意を決して起業するぞ!」と意気込んだイメージを持っている方は少なからずいると思います。
そういうわたし自身も、起業するときは「いざ!」という感じかなぁ~と思っていましたから。
ところが、実際に起業したきっかけは些細なことでした。
当の夫も、わたしも、いつか自分たちのビジネスを持ちたいという思いはありましたが、まさかこのタイミングで、今起業するとは夢にも思っていませんでした。
起業する覚悟は必要です。念入りに準備をすることも確かに必要。
でも、そこに時間をかけすぎて、商機を逃してしまったり、意欲が落ちていくようなら、勢いのあるうちにはじめてしまった方がいい場合もあります。
きっかけを掴むことが起業に繋がる
まさかのタイミングで突如と現れたきっかけは、夫の本業であった仕事に従事していたときのこと。
とあるプロジェクトでバングラデシュに赴任していとき、現地クルーとしてプロジェクトに参加してくれていたメンバーとの出会いでした。
バングラデシュは世界でも有数な革の生産国です。ムスリムである彼らは豚は食しません。主に牛を食し、その副産物が原皮となるわけです。
現地で出会った彼はプロジェクトとは別に彼自身の本業を持っていて、それが革(レザー)ビジネスでした。
その彼が聞かせてくれた話がきっかけで、革製品で知られるスペインやイタリアなどへ販路を広げられないかと思い、スペインで起業することになったのです。
アンテナの感度を高めるために視野を広く持つ
バングラデシュ現地で出会った彼と話しをしながら、「ふ~ん」「そうなんだ~」と、ただ相槌を打っていたわけではありません。
話しを聞きながら自分の強みやできることをリンクして考えはじめました。
わたしたちの本拠地はスペイン。近くにイタリアもあります。
スペイン・イタリアは、ともに世界で名の知られる革製品が有名な国です。
数ヶ国語を話し、マネジメントに長け、国際物流に詳しい自分だからこそ提供できることがある、そう思ったのです。
ビジネスチャンスやアイデアは世間話しや「こうだったらいいのに」という何気ない疑問から発展することも少なくありません。
自分のやりたいことだけに注力したり気を張っているとキャッチできる情報を自らで制限してしまいます。
自分が想像していなかった分野からもビジネスチャンスはありますし、いい気づきとなるヒントはたくさんあります。
さまざまなヒントを自分事として捉え、自分の強みとリンクして考えられたらビジネスアイデアは大きく広がります。
そのためには日常的に視野を広く持ち、固定観念をとっぱらい、アンテナの感度を高めていられるかが分かれ道になると思っています。
自分の型や思考に凝り固まらない
日常生活の何気ない瞬間や仕事をしている時の新しいアイデアが、「あ、これ、新しいビジネスチャンスかも?」と思うときはありませんか?
そんなひらめきがあったときはついついうれしくなるものです。
それと同時に、アイデアを実際に「ビジネスとして展開する」ためには何が必要でどんな障壁があって、なにが懸念点なのかなどいろんな思考を巡らせることです。
その時につまづくことがあるかもしれません。
それはサービス内容なのかもしれないし、提供方法なのかもしれないし、価格なのかもしれません。
そんなときに意識してほしいのが、「固定観念や自分の思考にはまらないこと」です。
自分では「当然」だと思っていること、業界やそのサービスでは「当たり前」とされていることをいったん忘れ、サービス内容・提供方法・価格を自分たちの思うまま考えてみることで見えてくる世界があります。
誰かに助言された「突拍子もない考え方」に感化されるかもしれません。
自分にはない発想も積極的に理解しようとする
自分では考えもつかなかった「突拍子もないアイデア」であっても、自分にはないその発想を積極的に理解しようとするだけで、既存サービスとは違う真新しい仕掛けが生まれるかもしれません。
大事なのはその考えが浮かんだいうこと。それを熟考し、やるかやらないかは後で決めればいいのです。
常識や固定観念、こうでなきゃいけないという型にはまらず、あらゆる可能性や組み合わせを考えながら、その時その時に適した解を出せばいいのです。
起業して間もないスタートアップ企業のいいところは、小規模な分小回りが効くという点です。
軌道修正も、ビジネス案も、やってみて良かったら継続し、手応えがなければ早々に引くことだってできます。顧客の要望にあわせてカスタマイズすることだって容易です。
自分では考えつかなかったアイデアも、クライアントからの要望で気づくことだってあります。
その発想が自分になかったとしても、違う意見を積極的に理解しようとする姿勢が次なるビジネスチャンスのヒントになるかもしれませんし、クライアントへの新たなサービスに繋がるかもしれません。
「自分の型や思考にはまらない」ことを意識し、頭も行動も柔軟でいられるかが吸収力の違いになることと思います。
さいごに
実際に起業をして、「広い視野で物事を見る」ことの大事さを痛感しています。
これは単にビジネスチャンスを掴むための、選択肢の広さだけではありません。
起業後のクライアント対応にしても、自分たちの今後の方向性にしても、何にでも言えることです。
「なんだそんなことか」
「そんなのはよく言われてることじゃないか」
と、思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、起業する以前よりも起業後の方がこの「視野の広さ」が大事になってくると実体験で学びました。
まさにこれから起業しようとしている人、将来的に起業を視野に入れてる人の参考になればうれしいです。
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この記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後の執筆活動の参考にさせていただきたいので、今回の寄稿に関して感想やご意見などがありましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思っています。
メールアドレス「europelife15@gmail.com」までご連絡くださると幸いです。
mikaさんの運営しているブログ
将来起業を考えている人にとってめちゃくちゃ有益な記事でしたね。
起業を考えている人だけではなく、「広い視野で物事を見る」という考え方はこれから就活を控えている人や人生に悩んでいる人にとっても必要な考え方です。
物事を色んな視点から見ることで、見えてくることがたくさんあります。
色々な考え方やものに触れて、自身が納得いく選択肢を選べたらベストですね。
mikaさんの記事はとっても読みやすいので、他の記事も参考にしてみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。