こんにちは、フリーランスとして活動しているRyotaです。(@RyotasannNo)
最近「いじめ」に関するニュースをよく見かけますね。
LINEを使ってのいじめもあるみたいなので、末恐ろしい時代になりましたね。
日本全国どの学校でも程度の違いはあれど「いじめ」がどこかで行われています。
そして、いじめの最終的な結末は自殺。僕は自殺を全力で否定しています。
自殺するぐらいなら逃げてほしい。逃げて逃げて生き延びてほしい。
たたかう強さなんていらない。ただ逃げて生き延びてほしい。
皆さんはいじめが原因の自殺のニュースを見るたびに「どうやったらいじめはなくなるのか?」ということを考えると思います。
僕の個人的な考えですが、「いじめ」を減らすことは可能だと思いますが、なくなることはないという考え持っています。
今回はなぜいじめはなくならないのかについて記事にすることにしました。
「いじめ」はなくならないという事実を受け止める必要がある
今いじめられている方には酷な話なのかもしれませんが、いじめはなくなりません。
いじめはなくならないので、どう対処するかが重要になるんですよ。
いじめをしている人からするといじめは娯楽みたいなもの。
いじめは娯楽なのでなくなることはありません。
加害者は被害者の嫌がる顔を見るのが楽しいからいじめを続けるのです。
もしいじめをなくしたいのであれば、いじめよりも楽しいことを提供してあげる必要があります。
子どもたちは楽しいことに興味がいく傾向があるので、いじめるという行為は少なくなります。
弱肉強食の世界では、弱い者はいじめの標的になりやすいというのは周知の事実です。
教育の観点から見ると「いじめ」には被害者、加害者、傍観者という3つの立場が存在します。
第三者は傍観者にもなりうるし、加害者にもなりえます。
加害者が一番悪いのは一目瞭然ですが、第三者が一番厄介。
第三者は「いじめ」が起こっているという事実を知りながら、もし、そのことを誰かに話すと「今度は自分がターゲットになってしまう」という恐れがあります。
そのため誰にも話さない傍観者になったり、「いじめに参加しないと仲間外れにされる」という理由で加害者になることもあるんです。
勇気ある傍観者は味方になってくれるでしょうが、そんな勇気ある子どもなんて滅多にいません。
自分が被害者にならないために、人を傷つけることが簡単にできてしまうのです。
いじめのターゲットになりたくないのは当然のこと。
自分を守るためにいじめを黙って見過ごす人が多いため、「いじめ」をなくすことは難しいでしょう。
自殺する前に誰が悲しむのか考えてほしい
「お前いじめられたことないのにいじめられてる奴の気持ち分かんのかよ」って言われそうですし、僕は「自殺」するという考えになるまで追い込まれたこともありません。
でも、「いじめ」が原因で「自殺」をしようと考えている方は、今一度思いとどまって「誰が悲しむか」を考えてみてほしい。
あなたの母親がせっかく自分のお腹を痛めて産んでくれた体です。
その結末が「自殺」だなんてあまりにも身勝手だと思いませんか?
ご両親は「自殺」させるためにあなたを産んだんですか?
もしあなたに子どもができたとしてその子どもの最終的な結末が自殺だと考えてみて下さい。
一生自分のことを恨むでしょう。
「なんで気付いてあげれなかったんだろう」
「きちんと向き合えば良かったのかな」
こんな風に死ぬまでわが子に対して自分のことを責め続けてしまう。
自殺させるためにお腹を痛めて産んだわけではないです。
ご両親はあなたの人生を生き抜いてほしいと願っているはず。
「自殺」という逃げ方はあまりにも愚かで一番身勝手な行動です。
「自殺」するぐらいなら全力で逃げてほしい
周りの方に協力してもらったり、自らの力で「いじめ」に打ち勝つことができればそれが一番いいのですが、それができなくて「自殺」してしまう人もいます。
相談することを諦めてしまっている人たちもいることも事実だと思いますが、、、
学校の教師が「いじめ」の事実を隠蔽したり、教師自身が「いじめ」を黙認、または先行するということも起こっているので、本当にタチが悪い。
前者は自分たちの立場を守りたい糞で最低な行為ですが、後者はもっと残酷な行為だと思います。
つい最近も学校側がいじめをもみ消そうとしたというニュースがありましたね。
学校からするといじめはマイナスイメージになるので、もみ消したい案件ベスト3位にランクインしていることでしょう。
子どものためにもいじめとは真摯に向き合わないと駄目なのに、自分の身の可愛さのあまり嫌なものには蓋をするんです。
だから教師に相談しても無駄だと思う子どもたちが出てきて絶望するんですよ。
大人とはあまりにも身勝手生き物。
教師に相談したところで、解決に至らないということケースも起きています。
更には、親が「いじめ」に打ち勝たせようとして、無理矢理登校させることもあります。
本人に戦う意思があればそれでいいが、戦う意思がないのならあまりにも無責任すぎますよね。これはねただの親のエゴなんですよ。
「こうあるべきだ」という理想の押し付けにすぎない。
本人が戦うことを求めていない場合もあるんですよ。
戦わせることが自殺の決め手になる場合もあるんだから、教師も親ももっと慎重になった方がいい。
たたかう強さなんていらないから全力で逃げろ
「登校拒否」や「転校」、「転職」など逃げ道はいくらでもあるんです。
戦えない人はいっそのこと逃げ続けることだってひとつの戦略。
戦略的撤退は悪いことではなく、自身にプラスになるのであれば、どんどん撤退すればいい。
逃げることで新たな希望と出会えるかもしれません。
もしかしたらあなたと馬の合う人たちが新たな環境にいる可能性だってあります。
死ぬことを選ぶよりは全力で逃げた方が百億倍良い。
生きていればやり直しができるかもしれないですが、死んでしまうと何も残らない。
残された人たちが悲しむという事実しか残らないんですよね。
あなたがもしいじめられたとしても、それは世界規模で見れば、ごく僅かなコミュニティにすぎない。
その僅かなコミュニティでうまくいかなかったからといって「自殺」するなんてあまりにも悲しすぎます。
あなたのことを必要としている人がこの世界のどこかに必ず存在します。
だから、逃げてほしい。どうか自分の人生を生き抜いてほしい。
お願いだから「自殺」なんて考えず全力で逃げて、そして生きてほしい。
いじめっ子の為に死んでいい命なんてこの世にひとつもないはず。
死んでしまうとそれこそいじめっ子の思う壺なんだよ。
何度も言いますがいじめはなくなりません。
いじめがなくならないのであれば、僕たち大人の対応が重要になってきます。
子どもたちが過ごしやすい世界を作るのも大人たち。
いじめ問題に真摯に向き合う大人が増えることを祈ります。