参照元::http://mbp-osaka.com/golfmanners/column/23851/
皆さんは白洲次郎という人物をご存知ですか?
歴史の教科書には出てきませんが、吉田茂の片腕として戦後GHQと戦った勇気ある日本人。
現在の日本国憲法に携わった男で、教科書には出てこない影の英雄です。
白洲次郎がいなければ今の日本はこんなに自由じゃなかったでしょうね。
超身長で容姿は端麗。
生き方もかっこいいし、非の打ち所がないとは白洲次郎のような男のことを言うのです。
白洲次郎は僕が一番かっこいいと思う日本人。
今回は白洲次郎が一番かっこいい日本人だと思う理由を彼の名言と合わせて、一緒に紹介しますね。
- 白洲次郎がかっこいいと言われている理由
- 「ブレない人間は格好いい。そのためには自分の生き方の「軸」を持っていないといけない。」
- 人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ半分の人間に嫌われるようじゃないとちゃんとした仕事はできないぞ。
- 今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。
- 葬式無用。戒名不用
- 最後に
白洲次郎がかっこいいと言われている理由
彼はGHQの人間から皮肉を込めて、「従順ならざる唯一の日本人」と評価されています。
戦争で負けた国は本来なら相手の言うことを聞く必要があるんですよ。
戦争で負けた国だからこそ白洲次郎は自分の軸を貫き通しました。
いつか世界と対等に渡り合うために自分が何をすべきかをすぐに理解し、アメリカという支配者に従順にならずに、日本人としての気概を見せた男です。
会社で上司の命令に向かって「NO」と言える人間って少ないですよね。
あなたは上司や先輩に「NO」と言うことができますか??
白洲次郎は支配国のアメリカに対し「NO」と言い続けた人間。
何が凄いかって会社や学校ではなく、国を相手に「NO」と言えることが凄すぎるのです。
でも、白洲次郎は自分の筋を貫き通しただけなのです。
自分の筋を貫き通せる日本人が今どれぐらいいるんだろうか?
恐らく少ないですよね。
だからこそ白洲次郎の生き方から自分の筋を貫き通す大切さを学んでほしい。
それでは僕が好きな彼の名言を紹介していきます。
「ブレない人間は格好いい。そのためには自分の生き方の「軸」を持っていないといけない。」
白洲次郎は「プリンシプル」という信条を生涯貫き通しました。
「プリンシプル」とは日本語で原理、原則という意味です。
日本語では「筋を通す」という意味に近いですね。
筋を通すことができる人間は本当にかっこいい。
自分の意見をしっかりと持ち、自分の人生を歩んでいる人は自分の筋を通せている人ばかりです。
白洲次郎は生涯に渡って筋を通し続けた人間。
だからこそかっこいいと今でも語り継がれているのかもしれないですね。
自分の軸をきちんと持ちそれを生涯貫き通すって簡単に見えて本当に難しい。
そもそも自分の軸を持っている人がどれくらいいるんだろうか。
まずは自分の軸をきちんと持つことが一番ですね。
人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ半分の人間に嫌われるようじゃないとちゃんとした仕事はできないぞ。
上司に好かれようと仕事をしている人は多いですよね。
あなたは上司に好かれるために仕事をしていませんか??
出世したいのであれば仕事をきちんと行い、上司に気に入られることが最低条件。
でも、人の顔色をうかがいながら働き続けるって心が消耗してしまうし、自分が納得いくものを作り出すことは難しいんですよ。
万人受けなんて絶対無理なので諦めて自分が納得いくものを作ればいい。
一度きりの人生なのでそんな素敵な仕事ができれば最高ですね。
今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。
今の若い人は面白いアイデアを思い付くことはたくさんあるんだけど、実際に行動に結びつく人は少ない。
勇気を持つ日本人は実に少なくて勇気をもっと持ったほうがいい。
片方の足を踏み出すことができればもう片方の足は勝手に動くんですよ。
理想論ばかり掲げていたって行動が伴っていなければ、実現することはありません。
あなたも勇気を持って一歩踏み出してみませんか??
そして、日本人は言いたいことを言うことができない人が多い。
損得勘定よりも自分がどう思うかを大切にしてください。
自分を押し殺すことでらしさを失う人を今までにたくさん見てきたので、本当にもったいないですよ。
葬式無用。戒名不用
白洲次郎がが遺言として残した言葉はたったの二行。
「葬式無用。改名無用。」
自分がいない世界に残すことはこれ以上ないということでしょうか。
初めてこの言葉を聞いたときは痺れました。
かっこよすぎると思ったのが率直な感想です。
ここまで潔く死ぬことができたら本望ですよね。
日本の若者は是非とも白洲次郎の生き方を知ってほしい。
日本にはかつてこんなにかっこいい男性がいたということをいつまでも忘れないでほしい。
最後に
戦後の影の立役者である白洲次郎のかっこいい理由と名言を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
白洲次郎は自分を決して曲げず、嫌なことにははっきりと「NO」と言える男。
真似できるところは真似したいですね。
僕が日本で1番かっこいいと思ってる男性は白洲次郎。
自分も含め、かっこいい男になれるよう男性の皆さんは頑張りましょうね!
最後までお読み頂きありがとうございました!